いざきものを揃えようと思うと、どうしたらいいのか
迷うものです。ここでは、きものを選ぶ際の
ポイントや揃える順番などをお教えいたします。

○ライフスタイルに合わせてきものを揃えましょう。

◆結婚を機にきものを揃えたい方

・訪問着 ・喪服 ・色無地 など
昔はお嫁入りと同時に、すべてのきものを揃えて・・・
という時代もありましたが、
今は必要最低限でいいでしょう。
上記の中で特に揃えていただきたいのが喪服。
揃えるタイミングが難しいきものですので、
何もない時に揃えるべきです。
訪問着は、長く着られるように、
色目は抑え目のものにし、小物で年齢に
合わせたコーディネートをしましょう。

◆お付き合いの多い方

・色留袖 ・訪問着
ご主人様の仕事関係、ご自身の仕事関連で
パーティーや結婚式の招待を受ける方は、
着物のフォーマル衣装として自信が持てる
色留袖や訪問着をそれぞれ1枚ずつ
持っているといいでしょう。

色留袖は1つ紋にされ、訪問着感覚で
お召しいただくと、幅広く着られる
ようになります。

また、色留袖を1枚持てるのであれば、
訪問着は色留袖の雰囲気を変えた
遊び心があるものにされてもいいでしょう。

◆お稽古事を始めようと思われる方

・訪問着 ・色無地 ・小紋
和のお稽古事の代表となると茶道ですが、
もし茶道を始められるのであれば、
まずは色無地と訪問着を揃えましょう。

色無地は地模様が織り込まれた品の方が
飽きがこなく、長くお召しいただけます。
また、茶道の場合、初釜などでは
フォーマルな装いとなりますので、
控えめながらも上品な訪問着も
揃えておきたいところです。

◆カジュアル着としてきものを楽しみたい方

・紬 ・小紋など
着物で街着になるのが小紋と紬になります。
どちらも高価なものからリーズナブルなものまで
取り揃えておりますので、染の着物が
お好きであれば小紋、織りの地風が
お好みであれば紬がオススメです。
カジュアルのきものはお洋服と同じで、
ご自身の個性を出すものですので、
色々なきもの雑誌やネット検索をされ、
好みのタイプをはっきりさせておくといいでしょう。

○きものを選ぶ際のポイント

着物を初めて揃える方でしたら、
とにかく下見を徹底的にすること。
きものは高価な部類の衣装ですから、
後悔はしたくないものです。
その為には、ご自身の目を着物に
慣れさせること。これ、意外に
ポイントなのです。

色から着物を選ぶ

きものを選ぶ際に大事なのが、まずは色です。
ご自身のお顔が映える色を選びますが、
ここで気をつけたいのが、お洋服で似合う
色目が必ずしも着物でも似合うとは
限らないこと。
お洋服ときものでは素材の違いから
生まれる色の発色具合が違いますので、
きものでは思わぬ色目がお顔映えすることがあります。
これはご自身ではな中々気づかないことなので、
最初は信頼できるきもの専門店の方に
見てもらうといいでしょう。

柄はご自身の好み

フォーマル・カジュアル問わず、
柄はご自身の好みのタイプで統一
されるようになると思いますので、
ご自身が古典派なのか、モダン派なのか、
モダンでもシックな装いがお好みか、
色々と試着しながら検討するのも楽しいものです。

※予算は無理のない範囲で、少し背伸びを。
何を購入するにしても予算というものがあり、
これはご自身の中ではっきりさせておいた方が、
思わぬ高い買い物にならずに済みます。
実は、この予算は購入するタイミングも関係します。
なぜなら、少しでも良いものを購入するとしたら、
タイミングをずらし貯金をしてから購入するのも
一案だからです。事実、良いものを購入した方が、
結果として飽きずに長持ちすることがほとんどです。
ご自身の中での予算よりちょっと背伸びした範囲で
検討され、必要に応じ購入する時期も考えた上で、
素晴らしいきものと出会ってください。